『たのしい鉱物と宝石の博学事典』は、鉱物と宝石について、一般の方でもわかりやすく解説しています。
　また、本文の内容も、「おしろい鉱物のはなし」や「鉱物の採集方法」などが書いてあり、宝石の魅力が凝縮され、宝石好きの方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

　日本ジュエリー協会発行のジュエリー用語辞典は、アイテム、素材、製造加工、規格単位、流通市場など、大分類から宝飾に関する様々な用語を調べることができます。
　業界の方はもとより、宝石に興味のある方、または彫金をされている方にも、たいへん役に立つ一冊です。

原石からルースまで、きれいな写真がふんだんに使われ、それぞれの宝石のイメージが、結晶系、風合いになど、細部まで非常に良くわかります。
著者／訳者　ヴァルター・シューマン　高橋　励
出版社　柏書店松原、日本宝飾クラフト学院

　双葉社発行の「宝石の常識」と宝石の定石「セミプレシャスストーン」は、豊富な写真で、一般のエンドユーザーの方が見ても、非常におもしろく、宝石の魅力に惹きこまれます。
　宝石の品質をカラー写真で詳しく分析していたり、産地の流通の情報も、ホントに知りたい情報が満載です。

　宝石の専門書は、専門用語が多く使われていて、宝石に興味があっても、なかなか読みづらい本が多いと思います。
　そんな中で、日本ヴォーグ社の「宝石の写真図鑑」は、説明がわかりやすく、写真も豊富で、宝石のお好きな方には、お奨めの一冊です。
　また、柏書店の「世界の天然無処理　宝石図鑑」は、一般的な宝石の処理の方法などを、色別にまとめて、わかりやすく解説してあるので、合わせてお奨めします。