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鑑別器具の簡単な説明! |
鑑別器具について! 宝石の鑑別は、何種類かの鑑別器具を組み合わせて、結論を出すことが多いのですが、今回は、その鑑別器具について、簡単な説明をします。 1. ルーペ 小さい虫眼鏡のようなものです。10倍に拡大して宝石をみます。(20倍のものもあります。)ダイヤのクラリティーの等級付けも、10倍が基本です。 この道具は複屈折の石と単屈折の石との確認検査に効果的です。 濃赤色と黄緑色の光だけを吸収するフィルターで、このフィルターを通して石を見ると、それぞれの石で、特徴的な見え方をします。 これは、皆さんもよくご存知の物ですが、一般的な顕微鏡と少し違ってます。 この機器は、石を鑑別するのにかなり有効的です。 この機器は、単屈折、複屈折の区別をするものです。ガラス、プラスチック、潜晶質の石なども見分けがつきますが、この検査だけでは断定はできません。本物とイミテーションを区別するには有効です。 7. 分光器これは、検査する石の吸収スペクトル(吸収する色)によって、石を鑑別するものです。高価な器具で私も簡単なものしか持ってないです。鑑別機関では、必需品です。 8. 紫外線これは、検査する石に短波、長波の紫外線を当ててその光の振る舞いで、ある程度、どんな石かを絞り込む検査です。 9. 比重液 これは、それぞれの石がもっている一定の比重があって、比重を計ることによって、検査する石のある程度のめぼしをつける検査です。 これは、無色透明の石が、ダイヤであるかないかを検査する道具です。 上記のようにな、検査をいくつか組み合わせて、検査する石が何であるかを断定するわけですが、ある程度、宝石学を勉強しないとチョットむつかしいですね!また、宝石業界も、新しい技術で、合成宝石が次々に作られています。鑑別(看破)の技術も日々追っかけっこをしています。 宝石鑑別の技術、ノウハウは、それだけでは、なかなかビジネスになりませんが、宝石業界に携わる人たちには、ぜひ勉強してほしいですネ? 宝石に興味がある人も、宝石のことが少しづつわかってくると、どんどん珍しい石にも興味もわいて来ると思うんですけど! 私も、普段の仕事で、お客様に「これ何の石?」と聞かれることがあるので、ルーペ、二色鏡、チェルシーカラーフィルター、ダイヤモンドテスターは、いつも持ち歩いております。 |
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