天然石、宝石ルース(裸石)専門店 いろはに^宝石〜見つけよう!あなただけのAttractive GemStones 世界でたったひとつの宝石♪
| |||||||
|
ホーム :: 「コレクターに好まれる珍しい宝石たち!」 |
「コレクターに好まれる珍しい宝石たち!」 |
下記に、コレクターに好まれる珍しい宝石を集めて説明しています。今後、手に入れたい宝石の参考にして下さい。 1、アンデシン ムーンストンや、ラブラドライトに代表される、フェルスパー(長石)グループに属し、時に、レッドスピネルに似た、オレンジを帯びた赤い石に出会います。これが、アンデシンです。透明度の高い石は、特にレアで、コレクターの垂涎の的です。 2、キュプライト 酸素と銅元素だけで出来ている珍しい宝石です。純粋の銅は、黒くてメタルチックなのに、そこに酸素が入っただけで、透明(又は半透明)な赤系の宝石になるから不思議です。硬度は4で、本来、ファセットカットには難しい宝石ですが、コレクター用に、稀にファセットカットされます。和名は、「赤銅鉱」といいます。 3、シーライト 非常に高い分散率(0.38)がもたらす光の分散効果(ファイア)は、ブリリアントカットにされれば、ダイヤモンドに勝るとも劣りません。しかし、シーライトは、やわらか(硬度5)、コレクターの為にしかカットされない珍品です。和名は、「灰重石」と言います。良質のシーライトは、アメリカ西部とスリランカ産です。 4、ダンビュライト うっすらとピンクがかった淡いブラウンの美しい透明石です。硬度は7〜7.5で硬く、大半の石はファセットカットされます。また、ブラウンの濃い目の石は、放射線処理石の可能性が高いので要注意です。 5、アンブリゴナイト ライトイエローからグリーニッシュイエローの美しい石です。硬度は、5.5〜6で、かろうじてファセットカットに耐えられます。良質なものは、鮮明なガラス光沢を放ちます。イエロー系の良質のものは、ブラジル・ミナスジェライスで産出します。 6、プレーナイト 和名で「葡萄石」と呼ばれるように、産出状態が葡萄状の集合した状態で、熟す前の、まだ若い葡萄のグラスグリーンがかったイエローが特徴です。美しい透明感のある石は、オーストラリア産に限られ、勿論、レアな宝石です。 7、オーソクレース ムーンストーンと同じフェルスパー(長石)グループに属し、その中で、イエロー系の宝石がオーソクレースです。特に、透明で、シャンペンカラーのものは希少なものです。この上質なオーソクレースは、マダガスカル、ギニア、ミャンマーで産出します。 8、ダイオプサイト 和名は「透希石」で、グリーン系の透明(時に半透明)なレアストーンです。混入金属元素により、暗いグリーン(鉄含有)から、鮮やかなエメラルドグリーン(クロム含有)まで、多様です。 9、コーネルピン グリーントルマリンに似た美しいグリーンの透明石で、キャッツアイタイプも産出します。多色性が強く、方向によって赤みのある褐色を呈します。 10、モルバダイト モルダウ川河畔に、宇宙から落ちてきた隕石がモルバダイトという説と、隕石の衝突による熱によって地上の岩石が溶解し形成した鉱物という説がありますが、いずれにしても、神秘的な「宇宙からの贈り物」です。 11、ベスビアナイト デマントイドガーネットに似たグラスグリーンや、ブラウン、イエロー系の色を有する宝石です。ガーネット属のグロシュラーガーネットと、構成元素が酷似しているのにガーネットグループには入っていない!?宝石です。 12、ダイオプテーズ エメラルドに似た鮮やかなグリーンの透明石です。その緑が、あまりにも濃いため半透明に間違われるぐらいです。分散率は高く、ファイアー効果も楽しめます。唯一の欠点は、やわらかくてもろいところです。和名は「翠銅鉱」です。 13、カイアナイト 方向によって硬さが異なる珍しい宝石です。(劈開性が強く、劈開方向が硬度5、その直角方向が7です。)ベースカラーは、鮮やかなブルーですが、縞状または班状に色むらを呈することが多いです。もともと、高価で希産の宝石ですが、そのなかでも、色むらがなくクリーンな透明石は、さらにレアです。 14、サファリン 化学組成は、赤いパイロープガーネットに近いです。宝石図鑑にもあまり登場しない、謎めいた宝石です。スリランカで産出します。 15、ベニトイト 1906年、アメリカで発見された時、サファイヤと見まちがえるほどの美しいブルーの宝石でした。ベニトイトは、分散率も高く、ダイヤモンドと同じ0.44で、ブリリアンシーの点でも抜きん出ています。この宝石の唯一の産地は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のサン・ベニトで、石の名称も、産地に由来しています。 16、ユークレーズ 硬度は7.5あって、硬さは問題ないのですが、劈開性が強いため、ファセットカットするのが困難な宝石です。一番魅力的な色は、アクアマリンブルーで、無色透明、緑の石もある。勿論、超レアストーンで、アクアマリンブルーでファセットカットされたものは、非常に高価です。 17、スカポライト ナトリウムとアルミニウム珪酸塩の「マリアライト」と、カルシウムとアルミニウム珪酸塩の「マイオナイト」という鉱物が複合化した宝石です。色とりどりの7色を有する、とても贅沢な宝石です。メインカラーは、イエローで、次にピンク、ヴァイオレットなどです。ピンクの石には、傾向の強いキャッツアイ効果のものもあり、非常に魅力的です。日本名は、「柱石」です。 18、ターフェアイト ある宝石商の「スピネル」表記のカット石から、アイルランドのターフェという伯爵が発見し(1945年)、この名前が命名されました。スピネルの主成分にベリリウムが加わって別の宝石であることがわかった最初の石は、イギリスの大英博物館に保管されています。世界にいくつもないというこの宝石は、超レアストーンです。特に、少し大きな結晶は、その希少価値は計り知れません。 19、パイロクスマンジャイト 鉱物収集家の間で人気の石ですが、ごく稀に出るピンクの透明石は、ジェムコレクターの定番アイテムにもなっています。ロードナイトと、色や形状が非常に良く似ています。 「世界の天然無処理 宝石図鑑」を、参考文献とさせていただきました。 |
|