先日、高速道路の値下げもあって、前々から、ぜひ行って見たいと思っていた瑞浪(みずなみ)鉱物展示館に、娘と一緒に行ってきました。
　当日は、あいにくの雨模様で肌寒い日でしたが、目立った渋滞もなく、休憩を１回入れて、加古川から３時間半で現地に到着しました。

　瑞浪鉱物展示館は、１Fが原石とルースの展示販売と宝飾品の販売をされており、２Fにルースの展示室があります。ルースの展示室は、見せていただくのに事前に予約が必要ということでしたので途中か連絡を入れました。

　瑞浪インターを出て、５分もかからずに現地に到着しました。回りは、思ったより閑散としていて、回りの建物も密集していなくて、昔ながらの街並みの中に、広い駐車場もあってか、ぽつんと立っている感じです。

　中へ入って誰もおられなかったので、声をかけると社長さんがが出てこられ、２階の展示室に案内して下さいました。部屋の鍵を開けていただき中へ入ると、社長さんは、「ご自由にごゆっくりどうぞ！」と言われて出て行かれました。

端から順番に見ていきます。種類の多さもさることながら、化学組成別にきれいい整理されていて、同じ種類の鉱物でもいろんな色があって、その実物を自分の目で確かめて見ることができ、非常に勉強になります。
また、所々に、ルースと一緒にその鉱物の原石が展示されており、これも非常に参考になりました。

長年、宝石業界に携わっていながら、そして鉱物の勉強をしてきたつもりが、名前も聞いたことのない鉱物があったり、名前は知っていてもどのような鉱物なのか説明のできない鉱物もたくさんあって、まだまだ勉強不足と思ってしまいました。鉱物は奥が深いですね！

これと思う興味のある鉱物は、娘にデジカメで撮ってもらいました。２時間弱の時間をかけて見学し、次は１Fで原石の見学です。展示されているもの以外に、引き出しの中にたくさんの鉱物があって、ひとつひとつ見るだけでも大変です。 　２Fの展示室の鉱物は非売品ですが、１Fに置いてあるものは販売しているということなので、興味のあるものを数点購入しました。

　その後、社長さんと話をしていると、「裏の建物で原石を展示してありますので、どうぞ！」と言われました。「えっ！　まだあるの！？」と思いながら、せっかく来たので、ぜひ見て帰ろうと思い、店の裏側へ、　　社長がされているセラミック工場の２Fが展示室で、ここにも素晴らしい原石が多数展示されておりました。

　機会があれば、もう一度じっくりと時間をかけて見てみたいと思いました。